園長先生の
のびのびLAND
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園ではモッコウバラが綺麗に咲き、散り始めてきました。
前回の話しで
いじめられていたということを話しました。
18歳くらいの時もバイト先で何を考えているのかわからない顔をしていると言われたことを母に話したことがありました。
すると母は
『人は何を考えているのかが分かったら、
何も楽しくないじゃない!わからなくて当然なのよ』
『神様はその人に越えられない壁は与えない。あなたには越えられるから与えられた壁なのよ、乗り越えてみせなさい』
と言われました。
18歳の私には衝撃でしたが、不思議と気持ちが軽くなりました。
一生懸命頑張っていても、認めてもらえない時もありますし、大人になっても誹謗中傷は受けます。
生きていると必ず壁にぶつかります。その壁を乗り越え、自信に繋げて生きていくしかないのです。
人生、楽しい時もあれば辛い時もあります。
壁がやってきた時、逃げたら逃げ癖がつきます。
だから絶対に逃げてはいけないと思っています。これは先生たちにも伝えています。
なぜなら
先生たちは私の大切な人だから
豊かな人生を歩いて欲しいと願っています。
その為には、壁から逃げてはいけないことを話します。
乗り越えた先生もいれば、残念ですが逃げてしまった先生もいます。
ある先生のお言葉で
「筋肉が成長する前は筋肉痛が起きる。身長が伸びる前は成長痛が起きる。それと同じで仕事で辛い時、痛いと感じた時は成長する前の準備なのだ、だから絶対に逃げてはいけないのだ」
と…
その通りだと思いました。
私も辛いことは沢山ありましたが、その分成長もでき、大切な人を守る強さも身について来ました。(まだまだですが)
私の大切な人たちは
子どもたち、子どもたちの保護者の皆様、先生たち、家族です。そして高尾幼稚園が関わらせて頂いている全ての皆様です。
私は誠心誠意、人と付き合って生きて行きたいと思います。
裏切られても裏切るようなことは絶対にしたくない。裏切られる側の人間でありたい。
そう思って生きています。
子どもたちの送迎などでご迷惑をお掛けしてしまった方からクレームを頂くことがあります。
その時は走ってお詫びをしに参ります。
もちろん、園児と保護者の方を守るためです。
そして、今まで同様にその保護者の方が不憫なく送迎ができるように誠意を持ち謝罪します。
先生たちが間違えたことをしたら、先生たちの前に出て謝ります。
私の大切な人たちが困っているなら、できる限りのことをして助けます。
これは自分の中でコレだと決めたことなので、ブレずに進んで行こうと思います。
人はどんなことをしても、賛成派と反対派は出てきます。つまり、世の中の人達全員に好かれるということはないということです。
人気芸能人ランキング1位の新垣結衣さんですら、世の中の人達の意見は分かれます。
ならば自分が正しいと思う生き方をすればいいと、思えるようになりました。
新型コロナウイルスに伴い、教育関係も揺らいでいます。
いつから始めるのかを考えなければなりません。
私が正しいと思う判断を致します。
お預かりしたお子様を当たり前に保護者様の元へおかえしすること
それができるかできないか…
大切な人たちを守る為に考えます。
園長 小山布由奈