園長先生の
のびのびLAND

Blog

勉強になりました

7月から本日まで、
バスのドライバーが居なかった為
私が運転をしていました。

大型車の免許取得をしていたので
ドライバーが決まるまで
運転しようと決め

本日までやってきました。

7月には新しいドライバーが
決まったのですが
9月から働きたいとの希望を受け

8月まで私が運転することになりました。

たいていは1ヵ月前に退職を言われますが
中には今日辞めます。
と言われたこともあります。

コロナ前は
人手不足で
ドライバーさんが
1ヵ月前でも見つからない状況でした。

またドライバーさんは
そのバスに一人しかおらず
代わりに運転できる人は
直ぐに見つからない為
欠勤することにも気を使わせてしまっていた状況でした。

こういった
困っていたことや

ドライバーの気持ちを知りたいこと

などから
大型車の免許を取りました。

しかし
7月に面接をした方は
現在働いているところのことを考えて
今すぐではなく
9月からにしたいとのことでした。

そして
人の為に働ける職場で働きたい
と面接で話してくれ

この方に来ていただきたい
そう思い
今日まで待っていました。

どこで働くか
ではなく
誰と働くか
ということを大切にしたい考えです。

今年度始まってから今日まで
毎日子どもたちとバスで会うことができ
今日はニコニコ
今日は涙
今日は腹の虫の居所が悪い
などなど
子どもたちの様子を見て
いつもと違う様子があった時には対応したり

幼稚園に慣れていく様子を
近くで見守ることができたことは
とても幸せな日々でした。

スクールバスのドライバーとは
お子様の命をお預かりして
乗せて走っていることから

安全運転をしなければなりません

交通ルールを守ることはもちろんですが
発進や停車時はゆるやかにすること
急なブレーキにならないように
前もって状況判断をし対応すること
子どもたちが保護者の方と手を握っているかを確認をすること
なるべく周りの車に迷惑をかけないように運行すること

そして
自分の体調管理をしっかりすることが必要です。

これが一番
私にとってはキツかったです

睡眠時間をしっかりとらないと
14時から16時の間は眠くなるのです。

眠くならないように
6時間以上の睡眠時間を毎日確保することが
難しく
普段通りの体調管理とは違い
難しさを感じました。

やってみて
人の命を乗せて運転する難しさを知り
改めて
ドライバーという仕事のすごさを知りました。

滅多にできない
学びの機会となり
この経験をこれから活かしていきたいです。

最後に
朝礼に出てからバスの運転をしており、
バスの時間をずらしてもらっていました。
保護者の皆様には
ご理解とご協力をいただき心よりお礼を申し上げます。

そして
本日、保護者の方々に
「運転ありがとうございました」
とお声を掛けていただきました。
ご迷惑をお掛けしていたにも関わらず、ありがたいお言葉をいただき、感謝しております。

スクールバスも
共有して利用するもの
すなわち
教育活動の一つです。

たかがバスではありません
引き続き
大切にしていきたいと思います。

園長小山布由奈