園長先生の
のびのびLAND

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育ちのいい人

4月1日から
研修の毎日です。

私の研修では

様々なことを
話すのですが

その中での
今年度のメイン課題は

育ちのいい人になる

でした。

育ちのいい人になるという課題について
少し触れてみようと思います。

誰しもが
育ちが良い
と思われたいもの

そうかな…
別に私は…
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが

育ちが悪い
育ちがいい

ならば
育ちがいい方が良いですよね?

その
『育ちの良さ』
とは
育ち上がった大人でも
自分で
育ちを良くすることができるのです。

どうしたら
育ちが良くなるのか

結論から話しますと
『周りの人や相手に対して心遣いができる人』
が育ちのいい人
だと私は思います。

つまり
周りの人やそばにいる相手が
私と一緒にいて気持ち良く思ってもらえるように
心遣いをすることで
私は育ちのいい人になれるのです。

例えば
すれ違う人に痛い思いをさせない配慮した傘の持ち方
傘をさして、人とすれちがう時の傘の傾け方

食事では
相手が私と一緒に食べていて美味しいと思える食事の仕方(マナー)

手土産では
TPOに合わせて手土産をお渡しする方法を変える。
袋のままお渡しする時には、一言添えてお渡しする。

物を渡す時には
両手でお渡しする。
荷物を持っている時には、片手でお渡しすることに一言添えてお渡しする。

座敷にあがる時には
靴下を履き、素足を見せない配慮をする。

食事中にこぼしてしまった時
「大丈夫?」
という使い方ではなく
「大丈夫だよ、この布巾を使って」
など大丈夫の使い方を知っている。

このように
相手の方が居心地が良くなるよう
接することができる人が
育ちの良い人

例をあげればたくさんあります。

そういった
心遣いができる人は
とても素敵なお人柄だと思います。

そういった
人柄の先生が
子どもたちに教え育てて欲しい。

より良い教育に繋がるよう
今年の研修では
育ちのいい人
を話しました。

人はひとりでは生きていかれません。
必ず
「相手」
がいるのです。

相手に対して不愉快な思いをさせないようにすることも、豊かな人生になる方法のひとつです。

高尾幼稚園の教育で、子どもたちが少しでも豊かな人生になりますように考えて参りたいと思います。

全ては
未来を生きる子どもたちのために…

園長小山布由奈